ベトナム進出FAQ - よくあるご質問 -
〈ベトナムに進出する企業様がお持ちの疑問点をこのページでご紹介いたします〉
ビジネスライセンス編(商社ラインセンス/人材紹介ライセンスなど)
ベトナムで現地法人を設立する際、IRC(投資登録証明書)ERC(事業登録証明書)という2種類のラインセンスを取得することで、会社が設立され、基本的には現地で事業をスタートすることができます。
ただし、事業内容によっては、IRC、ERCの取得以外に、(2種類のラインセンスを取得した後で)別のビジネスライセンスを取得する必要があります。本項では、当社によくお問い合わせ頂く「ビジネスライセンス」についてのご質問を、以下にて御紹介いたします。
・ ライセンス申請時に入居するオフィスと3年以上の賃貸契約を結んでいること
・ 人材紹介サービス事業での就労経験を持つ(高専・短大・大学卒の)従業員を3名以上雇用すること
・ 預託金を3億VND以上準備すること(およそ150万円)
そのほかの条件として、人材紹介を行うための設備や場所(パソコン・プリンタなどの事務機器や面接のための面談室など)を保有する必要があります。
法律で定めるライセンス取得条件は、以下の通りです。
1. 最低資本金 20億ドン(1000万円以上)、預託金 20億ドン(1000万円以上)を満たしていること。
2. (投資家が外国人・外国企業である場合) 労働派遣事業に特化した企業でなければならず、
資本金及び総資産額の合計が100億ドン「約5000万円」以上であること。
3. (投資家が外国人・外国企業である場合) 5年間以上の労働派遣事業の経験がなければならない。
4. ライセンス申請時、法人登記するオフィスと2年以上の賃貸契約を結んでいること。
5. 現地の法定代表者が、5年以内に(3年間)36ヵ月以上の期間に渡って、労働派遣関連事業で働いた経験を持つこと。
関連政令(政府議定):
第 55/2013/ND-CP 号(2013年公布)
第 29/2019/ND-CP 号(2019年公布)
ただし、ライセンス取得に関して、いろいろな条件や制約がありますので、日本の投資家(法人/個人)の100%出資による語学学校や教育機関の設立事例はまだ少ないのが実情です。
資本金のほかに、面積にも条件があり、学習に利用する教室などのスペースが最低2.5平米/学生1名あたり確保していること、その他には、椅子机・証明などの授業を行う上での設備や教員の事務所などを有していることなどの申請条件が挙げられます。
※ 2019年時点での最新関連政令(政府議定):
政令86/2018/NĐ-CP です。
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