ベトナム進出FAQ – よくあるご質問 –

〈ベトナムに進出する企業様がお持ちの疑問点をこのページでご紹介いたします〉

ベトナムへの駐在が決まった際、住居探しや生活環境、家族帯同、医療や治安など、仕事以外の面で多くの疑問や不安を感じる方も少なくありません。
特に初めての海外赴任では、日本との生活習慣や制度の違いが気になるポイントとなります。

本項では、当社によくお問い合わせ頂く「駐在員生活・住まい」に関するご質問を、以下にて御紹介いたします。

質問

ベトナムに駐在する日本人の生活環境はどのようなものですか？

回答

ホーチミンやハノイを中心に、日本人向けの住環境やサービスが整っています。日本食レストラン、日本語対応病院、国際学校などがあり、初めての海外駐在でも比較的生活しやすい環境です。

質問

ベトナムの賃貸住宅の相場はどの程度ですか？

回答

物件の立地や設備によって大きく異なりますが、日本人向けのコンドミニアムでは月額800〜1,500米ドル程度が一つの目安となります。
会社契約・個人契約の違いによって負担する税が変わりますので、注意が必要です。

質問

ホーチミン市の賃貸事情の特徴は？

回答

ホーチミン市では、1区・2区・7区、ビンタイン区、を中心に外国人向け物件が多くあります。
特に日本人にとって人気のエリアは、日本人街のある1区のレタントン（Le thanh ton）、ビンタイン区のファンビッチャン（Pham Viet Chanh）になります。
新築コンドミニアムも多く建設され、家族向けのプールやジム付き物件も一般的です。交通渋滞を考慮した立地選びが重要です。

質問

ハノイ市の賃貸事情の特徴は？

回答

ハノイでは、単身者、便利さ重視であれば、日本人街のキムマー（Kim ma）、リンラン（Linh Lang）のあるバーディンク、そのほか、カウザイ区、タイホー（西湖）区等も、日本人駐在員に人気です。
落ち着いた住環境の物件が多く、家族帯同向けの広めの住居が選ばれる傾向にあります。
バーディン区も人気となっています。

質問

ベトナムへ家族帯同で駐在することは可能ですか？

回答

可能です。ベトナムでは、駐在員ご本人の就労ビザや一時在留許可証（TRC）に基づき、ご家族に家族帯同ビザ（TTビザ）およびTTカテゴリーの一時在留許可証（TRC）が発給されます。ご家族の入国手続きは、駐在員ご本人の手続きと並行して、受け入れ企業を通じて入国管理局に申請を進める必要があります。

質問

ベトナムの国際学校にはどのような選択肢がありますか？

回答

ホーチミン、ハノイともに英語系を中心とした国際学校が複数あります。
日本人学校や日本語補習校もあり、カリキュラム・学費・通学距離を総合的に検討する必要があります。

質問

日本語対応の医療機関はありますか？

回答

主要都市には、日本語通訳が常駐または手配可能な外資系病院・私立病院・クリニックがあります。
駐在員向けには、海外医療保険への加入が一般的です。

質問

ベトナムの治安状況はどうなっていますか？（最新動向）

回答

ベトナムの治安は全体として比較的安定していますが、スリや置き引きなどの軽犯罪には引き続き注意が必要です。
特に都市部では、基本的な防犯意識を持った行動が求められます。

質問

ベトナムでの生活費はどの程度かかりますか？

回答

ベトナムでの生活費は、居住エリアや生活スタイルによって差がありますが、住居費を除けば日本より抑えやすい傾向があります。
外食費や公共交通機関、日用品は比較的安価で、ローカル店を利用する場合は出費を抑えることが可能です。
一方、日本食レストラン、輸入食材、インターナショナルスクールの学費、民間医療サービスなどは割高となる場合があります。
そのため、家族帯同の有無や教育・医療の選択によって、実際の生活費は大きく変動します。
企業としては、住宅費・学費・医療費の会社負担範囲を含めた上で、駐在員の生活コストを総合的に検討することが重要です。

質問

ベトナムへの海外引越しで注意すべき点は？

回答

海外引越しでは、通関手続きや持ち込み制限に注意が必要です。
家電製品や医薬品などは制限対象となることがあるため、事前に確認し、専門業者を利用するのが一般的です。

質問

駐在員向けの生活サポートサービスはありますか？

回答

弊社では、住居手配、学校紹介、病院案内、生活オリエンテーションなど、駐在員向けのサポートサービスもご提供させて頂いております。是非ご利用ください。

質問

駐在開始前に準備しておくべきことは？

回答

ビザ・滞在許可の取得に加え、住居・学校・医療・保険の事前検討が重要です。
生活面の不安を事前に整理しておくことで、スムーズな駐在開始につながります。